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みんなはいつ始めてる?後悔しない家づくりのタイミング

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今回は家づくりを始める前の話。

「そろそろ家を建てたいなぁ」
「いつかは家が欲しいけど、いつ頃がベストなんだろう?」

という方のために、家づくりの様々なタイミングについてまとめました。

実際に家づくりをした経験を元に、おすすめのタイミングや、人気の「小学校入学前」のタイミングを目指している方への注意なども書きましたので、ぜひ参考にしてください

年齢から考えるタイミング

タイミングを考える要素として、まずは年齢というものがあります。

令和元年度の国土交通省の住宅市場動向調査によると、新築注文住宅を建てた人(世帯主)の年齢は30代が最も多く、半数近くが30代です。

うり

そういえばうちもうり夫が30代でした。

年齢から考える理由の一つてしては金銭的なことがあります。

家を建てるうえで多くの人が住宅ローンを借りることになると思いますが、住宅ローンは75歳までに完済することを求めるものが多いようです。
一般的な35年ローンを組むためには40までに申し込まないと75歳で完済することはできなくなります。

年齢が高くなってから家づくりをするメリットとしては、

貯金額や年収が高くなってきているので、自己資金を多く用意できる

ということがあります。

逆にデメリットは、

  • 繰り上げ返済などローンの期間を短くする必要性がある
  • 病気のリスクが高まり、かかった病気によってはローンが選べなくなる
  • 賃貸にお金をかける期間が長くなるので、生涯に払う住居費が多くなる

ということが挙げられます。

逆に20代など年齢が若いうちに家づくりをする場合は、

  • 病気のリスクが低い
  • 賃貸にお金を支払う期間が少ないので、生涯に払う住居費が少なくなる

というメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。

  • 年収が低かったり、自己資金が用意できなかったり、転職のリスクがあることから住宅ローンの審査が通らないという可能性がある

上記のようなメリット・デメリットと、後述するライフイベントの兼ね合いから30代で家づくりをする人が多くなるのだと思います。

年収や貯金額から考えるタイミング

年収や貯金額も家を建てるタイミングを計る重要な要素になります。

ネットで家を建てる人の年収について調べていて、こんな記述を見つけました。

「全国で注文住宅を建てた人の世帯年収の平均は744万円」

うり

うええええ!?高くない?
世帯年収だから共働きだとすればまぁ、なくはないか…
いや、でも……

ということで、ソース元の令和元年度国土交通省住宅市場動向調査をみてきました。

すると、確かに平均は744万であるものの、400万~600万未満が25.9%、600~800万未満が26.0%で、同じくらいいました。
400万円未満でも11.8%もいました。

うり

よかった…そうだよね!

低価格のハウスメーカーや頭金の必要ない住宅ローン、親から援助してもらうという方法もあるので、「絶対にこの年収以上でないと家が建てられない」ということはありません。

ただ、年収や貯金額はどれだけ住宅ローンが借りられるかという目安にはなるので、厳しい予算になる可能性はあります。

ライフイベントから考えるタイミング

結婚・妊娠・出産・子供の小学校入学など、人生における様々な区切りをタイミングにするという考え方もあります。

うり

この考え方はうり個人としては一番おすすめです。

それぞれのタイミングによってメリット・デメリットがありますのでまとめてみました。

結婚のタイミング

結婚と同時に家づくりをする場合のメリット・デメリットは以下のようなものがあります。

  • 子供がいない状態なので展示場の見学や打ち合わせなどが落ち着いてできる
  • 若いうちにローンを組めるので、住宅ローンの返済が早く終わる
  • 家賃を払う期間が短いので、生涯でかかる住居費が少なくなる
  • 転勤・転職・子供の数など不確定要素が多い
  • 収入や貯金額が少ないので予算が限られる
  • 結婚式や新婚旅行にお金がかかるので、結婚直後の家づくりは金銭的にも厳しい
  • 結婚五年目までは離婚率が高い

妊娠・出産のタイミング

次に、妊娠・出産のタイミングです。
夫婦の生活も落ち着いてきて、子供もできたことだしそろそろマイホームを…と考える人増えてくる時期です。
この時期の家づくりのメリットとデメリットは以下のようになります。

  • まだ子供のいないうちなので、展示場の見学や打ち合わせなどが落ち着いてできる
  • 若いうちにローンを組めるので、住宅ローンの返済が早く終わる
  • 一戸建てであれば、赤ちゃんの泣き声などを集合住宅ほど気にしなくてよい
  • 子供をより良い環境で育てることができる
  • 小さいころから同じ地域なので子供の友達などができやすい
  • 転校や転園をしなくていい
  • 子供がいるときだけもらえる補助金のある自治体もある
  • 妊娠中は体調が辛い場合がある
  • スケジュールによっては出産と重なってしまい、引っ越しなどがより大変になる
  • 子供の数などまだ不確定要素がある
うり

第一子妊娠中に家づくり。子供は2人の予定で子供部屋を2つ用意したら2回目の妊娠は双子だった!なんてこともあるかも?

第2子誕生のタイミング

第一子が少し大きくなって、集合住宅では「子供の声や足音などが近所迷惑になっているのではないか」という心配から家づくりを考え始める人が出てきます。
また、子供は2人と決めていた場合、2人目の出産を機に家づくりを考える人が多いようです。

この時期に家づくりをするメリットとデメリットは以下の通りです。

  • ある程度仕事関係や家族計画に目途がついている
  • 集合住宅よりも子供の足音や声を気にしなくてよい
  • 小さいうちからいい住環境で子育てができる
  • 幼稚園(保育園)のうちに引っ越すことができれば、幼稚園(保育園)の友達と一緒に進学できる
  • 子供がいるときだけもらえる補助金のある自治体もある
  • 展示場の見学や打ち合わせなどが子連れになるため、落ち着かない
  • 引っ越し作業も進まない
  • 第一子の年齢によっては転園しなくてはいけない
  • 子供が小さいので新居を傷つけたり汚したりする可能性がある
  • 家のメンテナンス費用が掛かる時期と子供の教育資金が必要な時期が重なる可能性がある

小学校入学のタイミング

このころになると年齢や年収も上がってきて、金銭的にも家を建てる余裕が出てき始めるので人気のタイミングです。
「転校はさせたくない」という気持ちから、小学校入学までに完成を目指す方が多いです。

うり

うりの周りもこのタイミングが多いし、うりもこのタイミング。

  • 子供を転校させなくて済む
  • 金銭的に余裕が出てきている場合が多い
  • 子供がいるときだけもらえる補助金のある自治体もある
  • 展示場の見学や打ち合わせなどが子連れになるので落ち着かない
  • 育児と並行で引っ越しの準備が進まない(もっと小さい子がいるよりは進む)

子供の小学校入学前のタイミングで家の完成(引っ越し)を目指す方に注意してほしいこと

小学校入学前の1年(年長)は「就学前検診」や「入学オリエンテーション」などの手続きで子供と学校に行く機会が増えます。

しかも学校からの連絡は郵送ではなく、同じ学校に通う近所の小学生(連絡児童)から手渡しという小学校もあります。

学校見学などのイベントは地域の幼稚園などに通っていれば、幼稚園が同じ校区の子どもたちをまとめて連れて行ってくれることもあります。

年長のうちに引っ越しておけば、入学関係のわからないことを同じ幼稚園のお母さんたちから聞くことができます。

うり

イベントや手続きは年長の夏休み以降に行われるため、うりは小学校入学のタイミングを目指すくらいなら、その前年夏までの完成(引っ越し)を目指すことをお勧めします。

年回りから考えるタイミング

築業界は年回りや日取りなど「縁起」を気にする業界でもあります。

そういったこともあり、家づくりも年回りによっては避けた方がいいという考え方があります。

古い土地柄ほど縁起を気にする人も多く、「自分たちは気にしない」と思っていても近所の人や親戚の人に嫌味を言われるなどのトラブルもあるようです。

実家の敷地内に家を建てる敷地内別居を考えていたり、実家や親戚の近所で建築を考えている場合は両親に相談するなど、注意をしておいた方がいいかもしれません。

新興住宅地や、家族とは関係ない土地などを計画している方は特に気にしなくても良いようです。

うり

(面倒なのは「縁起」じゃなくて「縁起にうるさい人」……
なんて口にしてはいけない。)……何も言ってないよ?

厄年

厄年とは、日本で一番メジャーな悪いことがよくおこるとされている年のことです。

家づくりをするような人の年齢で近いところだと、

男性は24歳と41歳が本厄。
女性が32歳と36歳が本厄です。

またその前後の年をそれぞれ前厄・後厄と呼び、トータル3年間は注意が必要と言われています。

しかし、あくまで自分のことですので自分さえ気にしなければ問題ないのかなと思います。

うり

うりは本厄忘れててお祓いもしなかったよ笑
でも元気だよ笑

空亡・天中殺・大殺界

色々な占いでの「厄年」のようなものです。

空亡は四柱推命、天中殺は算命学、大殺界は六星占術という占いから来ています。

これらもあくまで自分のことですので、普段から占いを気にしていない方は「そんなものもあるのだな」くらいの認識で大丈夫かと思います。

うり

うりもそんなこと全然知らなかった。RADWINPSの歌にあるよねくらい( ´艸`)

身内の不幸

ごく近い身内に不幸があった場合は、まだ計画を中止できる段階であれば、いったん計画をストップさせるということもあります。

中止させないと、土地柄によっては、近所や親戚の目が厳しい場合があります。

一般的に、いったん中止する場合は一周忌をめどに再開させる場合が多いようです。

また、亡くなったのが義理の両親や祖父母など、夫(妻)の近しい家族だった場合、夫(妻)の精神的な苦痛は自分よりも大きいものとなります。

近所や親戚の目を気にする以前に家づくりをしていられるような精神状態ではなくなってしまうこともあるでしょう。

「早く家を建てたい」とはやる気持ちもあるでしょうが、旦那さん(奥さん)の気持ちに寄り添って、落ち着いてから再開することが大切かと思います。

その他ローカルルール

建築にかかわる縁起については「ローカルルール」のようなものが存在する場合があります。

例えば、うりの住んでいる山形県では「三隣亡の年」「大将軍様」といったものがあります。

「三隣亡の年」は「年間三隣亡」とも言われ、干支が寅・午・亥の年は年間を通して三隣亡(向こう三軒両隣が滅びる)という考え方。

厄年などとは違い、近所を巻き込むので注意が必要です。

実際山形県では、三隣亡の年は建築数が2割程度も落ち込むそうです。

こういった特定の地域だけに知られているルール?も存在しているため、実家や親戚の家の近くの古い土地柄に家を建てようと計画している人は、両親や親戚に相談してみて下さい。

うり家がローカルルール(迷信)に振り回された経験談はコチラの記事で読めます。

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「買い時」から考えるタイミング

「金利が低い」「条件に近い土地が売り出された」「気になっていたハウスメーカーがキャンペーン中でお得だ」「決算期で値引き率が高いらしい」

こういった「買い時」が家づくりのタイミングだという考え方もあります。

しかしこの「買い時」を軸にした考え方は「今を逃したら損をしてしまう」という焦りからくるものだと思います。

焦って契約したことによる失敗もよく聞く話です。

もし「今が一番金利が低い!」と思って契約した後に、もっと金利が低くなった時後悔しないといえますか?

家づくりは大きな買い物でもありますので、「買い時」にとらわれず、自分の状況から冷静にタイミングを計ることをお勧めします。

まとめ

色々な家づくりのタイミングを紹介しましたが、
うりのおすすめとしては、まずは「ライフイベント」から大体の予定を建て、予算や年回りなどをみて調整していくというのがいいかなと思います。

例えば、

第一子が小学校入学前の完成を予定していて貯金が足りなかった場合、親に援助をお願いするとか、頭金の少ないプランを探すとかの対策が取れますが、貯金額に合わせて子供の入学を遅らせることはできません。

皆さんにとってベストなタイミングはいつなのか、家族で話し合ってみて下さい。

ちなみに、家づくりで一番大切なことは「住みやすい家」のイメージを固めて情報収集をすることです!

いつか家がほしいと思うなら、タイミング的にまだ早いかなぁと思っていても情報収集を始めることをお勧めします!

具体的なイメージの固め方はこちらの記事でまとめています。

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