どうも、こんにちは。雨の日は結構好きなうりです。
【掃除嫌いの家づくり】シリーズはうり一家の家づくりの経験談です。
家づくりのあれやこれやをやった順番に記事にしています。
が、今回は番外編としてうり一家が家づくりを始めた時期や、2018年に家づくりをすることになるまでの紆余曲折を綴りたいと思います。
ちなみに、今回の記事は家づくり当時に書いていたブログをまとめなおした再録になります。
当時のブログはコチラで見られます(いずれ消します)
→掃除嫌いの家づくり
一般的な家づくりのタイミングをまとめた記事はコチラから読めます。
うり一家の家づくり前夜 はじめの話
うり家では「いつか家を建てる」という話は結婚当初からありました。
というのも田舎の保守的な地域柄、「結婚して、子供作って、家を建てて一人前」という考えがまだまだ少なからずあるんです。
さらに幸いなことに夫実家の敷地が広かったため、結婚当初から「敷地内別居」で家を建てるという話が出ていました。
そのため、私たち夫婦の中では「上の子供が小学校に上がるときに引っ越せるように家を建てる」というのが漠然とした計画だったわけです。
おかげさまで結婚翌年には長女を授かったため、2020年3月に新築して、引っ越す予定となりました。
(って言ってもまだまだ先のことだし、まだ考えなくていいよね!!!)
安定のずぼら思考。
このずぼら思考が後々様々なハプニングとともに牙をむくとも知れずに……
第一のハプニング 次女爆誕
2020年に現在住んでいる市から夫実家のある市へ家を建てて引っ越す(夫実家敷地内別居)計画にしたうり一家。
まず初めのハプニングが2016年に訪れます。
それは……次女の誕生!
そもそも2020年に引っ越すという予定から、
(二人目は2016年中ごろに生まれるといいなぁ。
そうしたら年少と小1直前の引っ越しだから幼稚園も転園しなくてよくてきりもいいなぁ。)
なんて漠然に考えていたうり。
こちらもおかげさまで順調に2016年誕生予定で2人目を授かることができ、喜びに沸くうり一家。
しかし!
なんと次女は4/1に生まれたのです!!!!笑
まさかの!!!笑
いやいや、元気にね、何事もなく生まれてくれただけで私たち親は本当に嬉しいんだけどね、まさかの4/1!!!
ということで次女はスーパー早生まれで想定より1学年上になったのでした。
ということは、長女が入学のタイミング(2020年)と次女が入園のタイミング(2019年)、どちらにするのかという問題が浮上。
それぞれのメリットデメリットを考えてみました。
2020年引っ越しの場合
2019年引っ越しの場合
これらを考慮して私たちは2020年完成計画を貫き、次女は2年保育とすることを決めたのでした。
第二のハプニング 三隣亡の年ってなんぞ?
2020年の計画に向けて資料請求を始めたのが2017年5月。
住宅展示場などにも足を運び、色々な話を伺う中でとある会社の担当さんに言われました。
うりさん、2020年の完成ということですが、着工が2019年になりますと「さんりんぼうの年」となりますけど大丈夫ですか?
………?
……えっ?……なにそれ?
さんりんぼう(三隣亡)
暦注の一.その日に建築すれば、近隣三軒まで災いが及ぶとされる日。1・4・7・10月は亥の日、2・5・8・10月は寅の日、3・6・9・12月は午の日がそれにあたる。(大辞林 第三版 三省堂)
調べてみたところ一般的な解説はこう。私も建設してはいけない日というものがあるんだなといった認識でした。
しかし、担当の方が言ったのは「三隣亡の年」
なんぞや。
その場で直接お聞きしました。
この辺の地域に限った迷信なのですが、亥・寅・午年に着工すると近隣3軒を滅ぼして自家が栄えるといわれています。
どうしてもこの年に着工しなければならない場合は前年に土地に仮の柱を立てておき、着工は始まっていますという体にします。
ええええええ!?なにそれ!?怖っわ!!!
たしかに担当の方のおっしゃる通り、2019年は亥年。
ばっちり「三隣亡の年」に該当します。(ーー;)
最近の新興住宅地では気にしない方も多いというこの迷信。
しかし、私たちが家を建てようとしているのはまだまだ保守的な地域。
これは私たちの独断では決められない。義実家に相談する必要が出てきたようですよ、奥さん。←誰
家完成タイミング、変更を余儀なくされる
家に帰ってからこの地方ルール「三隣亡の年」を調べたうりぼー。
担当の方に伺った以上の情報もありました。
それは県内の年間着工数。
なんと2000年以降、三隣亡の年では年間着工数が平年の20%減るそうです。
しかもこの減り幅は年々増えているそうで、廃れている迷信というより、最近になって栄えだした迷信のよう笑
神社までもが「迷信だから気にするな」という旨の広報まで出していました。大騒ぎ笑
これだけ重大なことになってるのになぜ教えてくれなかったんだー!!!と夫実家へ相談に行くと……
夫実家、知りませんでした笑
じゃあこの辺の地域は広まってない迷信だし、無視でいいんじゃね?(・∀・)
と思ったんですが、夫実家からの提案はこうでした。
2019年着工をあきらめてほしい
なっ、なんだってー!!!!!?
夫実家の言い分はこう。
たしかに、夫父母はこの件(年間三隣亡)について知らなかった。
でも、近所に知っている人がいるかもしれない。
今は知らなくても後から知る人が出るかもしれない。
そうなったときに近所から、「あの家が三隣亡の年に家を建てたから不幸になった」とあらぬことを思われる可能性はある。
いらぬ争いは避けたい。
と。
確かにその通り。
しかも夫父母の長く住んでいる土地に新参する身としては夫父母の意向は絶対。
そして、誤解のないように書きますが、ご近所さんは悪い人たちではありません。
遊びに行った時も笑顔であいさつを交わせるくらいいい人たちばかりです。
だからこそこの関係を崩す可能性があることはしたくない。ということです。
ちなみに「仮柱を立てれば大丈夫」という話については、仮柱を立てれば逆に目立ってしまって、こちらから年間三隣亡について説明しなくてはいけなくなる。
結果として年間三隣亡を知らなかった人にまで広めてしまい、不安をあおる形になるかもしれない。
ということで却下に。
つまり、当初予定の2020年完成予定はなくなり、一年早めて2019年完成か、一年遅らせて2021年完成かの二択になるのでした。
改めて、完成予定年を考える
下らない迷信のせいで計画を狂わせられるのは気に入らない……心から気に入らない……(-“-)
けども!
人間関係大事。(>_<)
というわけで、2019年にするのか、2021年にするのか。
改めてそれぞれのメリットとデメリットを考えてみます。
2019年完成予定の場合
2021年完成予定の場合
あげてみたら2021年デメリットでけええええ((+_+))
これは2019年完成で逃げ切るしかない……
ということで我が家完成予定は2019年になりました。
この時点で2017年9月。
早めに動いててよかった、何とか間に合いそう…
まとめ
なんてことがあったわけですね。
改めて見返してみると結構ハプニング多かったなぁ。
そして結果論ではありますが、昨今のコロナ禍から逃げ切れたことも良かったと思います。
今後何があるかわからないので早めに動き始めることは大切ですね。
家づくりで初めにやるべきことはこちらの記事に書いています。とにかく動きましょう!
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